No.90, No.89, No.88, No.87, No.86, No.85, No.84[7件]
ttmo
https://okng.usamimi.info/t/叛逆のGuilty2後編も読んだ
何度か心折れたせいでうめき声になってたので、各話ごとのつぶやきはメモの方にぶちこみました。
心が弱りまくってたのでミラ様の方に改宗しそうだった……。暗い奴なんて誰も信仰しないっていうミラ様の言葉が今私に深く突き刺さる。
取りあえず後編まででの感想。思い出やってないのでまた印象変わると思います。
叛ギル2展開としては面白かった!!でもキャラ描写としては現状わかんないな??って感じで多分まだ飲み込めてない気がします。
まとまりないし、人によっては否よりにも読める部分も多いかもしれませんが、多分解釈できてないだけなのでまた何か変わったらブツブツ言うと思います。思い出もまだ読んでいないので。
個人的には、ルナ達の元々の日常描写が無いままレディ・キラーに入ってしまったのがちょっと早急だったように感じたのと、リアムとミラ様以外の自立したキャラ達の怖さが敢えてなのかが気になりました。バイパーさんに関してはわかりやすく情に流されない為に子供たちの前でダグ2みたいな上司モードしてたと思う。
しょうが無いんだけどレディ・キラー周りやたらシビアな話で胃が痛かった(その割にシナリオの都合で肝心な時に現場にいられない気がするからまた……)。
結果的に誰よりもアインソフォールの子達を学生って舐めてたのが私だったと分かったんですけども、情操教育足りないまま戦場だけ知っていくのを流れで見るのはやっぱりつらい でもこれは本心なのでしょうがない。
アシュレイとルウシェとミラ様は信用できるキャラだとわかっていても、目の前で簡単に改宗しちゃうところ見ちゃうとある種リアルに怖!!って思ってしまった。
ミラ様はともかく、膿を出して建て直しているとは思う聖霊教会の現状がわかってないので、私ですら一応もうちょっと考えようぜって思ってしまう。クルツとアルブがまともで本当良かった……。
初めてアシュルウのことがちょっと怖いと思いながら読んだかも。心理描写一切なかったからかな。勿論二人はルナ達の為に動いていてくれてるって思っているんですが。
でも多分叛ギルでのルナ達側の目線ってこうだったんじゃなかろうか。そう考えると確かに大人が怖く見えたのでこれで正解なんだと思います。その為のリアムの立ち位置なのだろうし。
そんなこと言いながらWoG2でアシュレイにアルマ背負う儀やってた老人と同じくだりを今度はアシュレイがやってるのには勝手に大興奮してました。あとアシュレイも異端のままデュナミスと契約したので、それを「答えのない答え」と表現したのが凄く好き。
今回の聖霊エイルネス、確かに聖霊教会アルマっぽいデザインになってたのに今更気づいてちょっと声出た。
そんなこんなで今回精神的に安定して見られてたのミラ様とベルデくんだったな……ぶっちゃけミラ様出てきたときホッとしすぎて入信しかけてたんだけどこれ勧誘の手口……?
あとやってることエグいのに思考自体は一般人よりなのでグリスの方が逆に安心できた。
今回一番好きなのはベルデくんで間違いない。アルバの洗脳と記憶を弄るしかないやり方にちゃんとヒビをいれてくれて嬉しかった。
ルナ達は……レディ・キラー入るのも戦場行くのも自分達で決めたし、ガキかもしれないけど、それまでの間にもうちょっと良いことあって欲しかった ごめんなさい語彙力がない。
合宿やってほしいな~とか言ってた私が一番頭お花畑だったのは良いんですがもうちょっとこう何かないか!?と思ってしまった。
現状世界の優しさどころか理不尽ばかりを浴びているから、今でもはっきり世界は残酷だって言い切るのがやっぱり悲しかった。
これは今回の話の中での問題じゃなくて、今までもルナ達には本当に余白が少なかったと思う。
というかせめて学園出てからレディ・キラー入るまでの間がもうちょっと色々あって欲しかったな~~~。
Colors3の最後、セシルが、アルマを暴走させた時自分を繋ぎとめてくれたのは本当に小さな思い出とかぬくもりで、感情を強くは出来ないけど感情を豊かにすることは出来るって言ったのが本当に本当に大好きで、きっとこれがアルバに対するカウンターになるだろうと今でも私は信じています。
この子達が世界の優しさを感じられる日が来るのかな……。
あと情に流されたくないって言うバイパーさん見て、バイパーさんかなり人間だなと思いました。駒だなんて言ったけど、誰よりも駒だと思えてなさそう。
アシュレイも厳しい人ですが根っこは同じ性質だと思うし、ルナに死ぬ可能性ある荒行を決意させた時も言葉少なかったけど流石にそうであってくれ(願望)
でも駒だというのなら状態は把握しておいた方が生存率は上がると思ってしまうんですが、そんな駒の性格や行動読んだ上で計画立てて一切情が入らない奴……って考えて私にはオットーの顔しか思い浮かばなかった。
でも非情になるだけが大人じゃないし、クルツにはどうか自分なりの割り切り方を見つけて頑張ってもらいたい。
前編から良くも悪くも一番イメージ変わらなかったのはアルバ君です!!
例え偽の関係でもベルデが本当にレスカを愛する読みでもう一段計画してたならやるじゃんと思ったら「想定外」で滅茶苦茶笑った。
ベルデくん最後まで漢だった。甘っちょろい理想があるイイ奴から死んでいく……。
レスカとベルデがちゃんと洗脳のその奥にあった物に向き合っててそこは凄く好き。確かに洗脳で出来た関係でもその間あったものは本物。サーシャも似た課題を抱えているキャラだけどもどういう道をたどるんだろうか。
そんな訳で今回展開として特に面白かったのは、ルナ・ベルデ・レスカの関係が最悪のピタゴラスイッチみたいになった時と、サーシャの存在が<絶望>になれなかった時の切なさです。どちらもなるほどそう来たかと思いました。
最後に、特報!って出た時一瞬劇場版かと思ってしまった。アプリゲーできっちりシリーズ完結させるのって本当に本当に凄いことだと思う。
叛逆毎回展開激動で本当に面白かったです。後何よりシナリオ長いのが凄く凄く嬉しい!!読んでも読んでも続きがくるので周年イベントかと思った。
最後はいつになるんだろう。個人的にセシルのアルマだけがソロモン七十二柱由来なのがずっと気になってるのでそこら辺の謎が解けて欲しい……。畳む
#白猫
心が弱りまくってたのでミラ様の方に改宗しそうだった……。暗い奴なんて誰も信仰しないっていうミラ様の言葉が今私に深く突き刺さる。
取りあえず後編まででの感想。思い出やってないのでまた印象変わると思います。
叛ギル2展開としては面白かった!!でもキャラ描写としては現状わかんないな??って感じで多分まだ飲み込めてない気がします。
まとまりないし、人によっては否よりにも読める部分も多いかもしれませんが、多分解釈できてないだけなのでまた何か変わったらブツブツ言うと思います。思い出もまだ読んでいないので。
個人的には、ルナ達の元々の日常描写が無いままレディ・キラーに入ってしまったのがちょっと早急だったように感じたのと、リアムとミラ様以外の自立したキャラ達の怖さが敢えてなのかが気になりました。バイパーさんに関してはわかりやすく情に流されない為に子供たちの前でダグ2みたいな上司モードしてたと思う。
しょうが無いんだけどレディ・キラー周りやたらシビアな話で胃が痛かった(その割にシナリオの都合で肝心な時に現場にいられない気がするからまた……)。
結果的に誰よりもアインソフォールの子達を学生って舐めてたのが私だったと分かったんですけども、情操教育足りないまま戦場だけ知っていくのを流れで見るのはやっぱりつらい でもこれは本心なのでしょうがない。
アシュレイとルウシェとミラ様は信用できるキャラだとわかっていても、目の前で簡単に改宗しちゃうところ見ちゃうとある種リアルに怖!!って思ってしまった。
ミラ様はともかく、膿を出して建て直しているとは思う聖霊教会の現状がわかってないので、私ですら一応もうちょっと考えようぜって思ってしまう。クルツとアルブがまともで本当良かった……。
初めてアシュルウのことがちょっと怖いと思いながら読んだかも。心理描写一切なかったからかな。勿論二人はルナ達の為に動いていてくれてるって思っているんですが。
でも多分叛ギルでのルナ達側の目線ってこうだったんじゃなかろうか。そう考えると確かに大人が怖く見えたのでこれで正解なんだと思います。その為のリアムの立ち位置なのだろうし。
そんなこと言いながらWoG2でアシュレイにアルマ背負う儀やってた老人と同じくだりを今度はアシュレイがやってるのには勝手に大興奮してました。あとアシュレイも異端のままデュナミスと契約したので、それを「答えのない答え」と表現したのが凄く好き。
今回の聖霊エイルネス、確かに聖霊教会アルマっぽいデザインになってたのに今更気づいてちょっと声出た。
そんなこんなで今回精神的に安定して見られてたのミラ様とベルデくんだったな……ぶっちゃけミラ様出てきたときホッとしすぎて入信しかけてたんだけどこれ勧誘の手口……?
あとやってることエグいのに思考自体は一般人よりなのでグリスの方が逆に安心できた。
今回一番好きなのはベルデくんで間違いない。アルバの洗脳と記憶を弄るしかないやり方にちゃんとヒビをいれてくれて嬉しかった。
ルナ達は……レディ・キラー入るのも戦場行くのも自分達で決めたし、ガキかもしれないけど、それまでの間にもうちょっと良いことあって欲しかった ごめんなさい語彙力がない。
合宿やってほしいな~とか言ってた私が一番頭お花畑だったのは良いんですがもうちょっとこう何かないか!?と思ってしまった。
現状世界の優しさどころか理不尽ばかりを浴びているから、今でもはっきり世界は残酷だって言い切るのがやっぱり悲しかった。
これは今回の話の中での問題じゃなくて、今までもルナ達には本当に余白が少なかったと思う。
というかせめて学園出てからレディ・キラー入るまでの間がもうちょっと色々あって欲しかったな~~~。
Colors3の最後、セシルが、アルマを暴走させた時自分を繋ぎとめてくれたのは本当に小さな思い出とかぬくもりで、感情を強くは出来ないけど感情を豊かにすることは出来るって言ったのが本当に本当に大好きで、きっとこれがアルバに対するカウンターになるだろうと今でも私は信じています。
この子達が世界の優しさを感じられる日が来るのかな……。
あと情に流されたくないって言うバイパーさん見て、バイパーさんかなり人間だなと思いました。駒だなんて言ったけど、誰よりも駒だと思えてなさそう。
アシュレイも厳しい人ですが根っこは同じ性質だと思うし、ルナに死ぬ可能性ある荒行を決意させた時も言葉少なかったけど流石にそうであってくれ(願望)
でも駒だというのなら状態は把握しておいた方が生存率は上がると思ってしまうんですが、そんな駒の性格や行動読んだ上で計画立てて一切情が入らない奴……って考えて私にはオットーの顔しか思い浮かばなかった。
でも非情になるだけが大人じゃないし、クルツにはどうか自分なりの割り切り方を見つけて頑張ってもらいたい。
前編から良くも悪くも一番イメージ変わらなかったのはアルバ君です!!
例え偽の関係でもベルデが本当にレスカを愛する読みでもう一段計画してたならやるじゃんと思ったら「想定外」で滅茶苦茶笑った。
ベルデくん最後まで漢だった。甘っちょろい理想があるイイ奴から死んでいく……。
レスカとベルデがちゃんと洗脳のその奥にあった物に向き合っててそこは凄く好き。確かに洗脳で出来た関係でもその間あったものは本物。サーシャも似た課題を抱えているキャラだけどもどういう道をたどるんだろうか。
そんな訳で今回展開として特に面白かったのは、ルナ・ベルデ・レスカの関係が最悪のピタゴラスイッチみたいになった時と、サーシャの存在が<絶望>になれなかった時の切なさです。どちらもなるほどそう来たかと思いました。
最後に、特報!って出た時一瞬劇場版かと思ってしまった。アプリゲーできっちりシリーズ完結させるのって本当に本当に凄いことだと思う。
叛逆毎回展開激動で本当に面白かったです。後何よりシナリオ長いのが凄く凄く嬉しい!!読んでも読んでも続きがくるので周年イベントかと思った。
最後はいつになるんだろう。個人的にセシルのアルマだけがソロモン七十二柱由来なのがずっと気になってるのでそこら辺の謎が解けて欲しい……。畳む
#白猫
メモ
2024/11/06 Wed. 23:26
No.89
叛ギル2展開としては面白い!!んだけどキャラ描写としては現状うーん……?って感じで多分まだ飲み込めてないのかなあ
あと感想書こうとすると大体オットーの話になる
あと感想書こうとすると大体オットーの話になる
メモ
2024/11/06 Wed. 02:07
No.88
叛ギル2後編、今日中に終わりませんでした!!!何でって途中五回くらい心折れて逃げたからです
どちらかといえば体力よりメンタルダメージがデカいので今日はもう寝ようぜ
どちらかといえば体力よりメンタルダメージがデカいので今日はもう寝ようぜ
メモ
2024/11/04 Mon. 04:26
叛逆のGuilty2前編をやっている
ざっくりと前編で思ったことの羅列です。
・花嫁ルウシェ思い出とかいう思い出なのにやたら重要ポジになってしまったオーパーツ
・今回レスカが絡んでいるとはいえ、ルナっちがリーダーとして一人気負い過ぎているって話は前回の思い出で多少良い方向に行ったと思うんだけど、今回リセットされてそうなのが気になる(ルナっちというかセシル達の意識もリセットなのがしんどい)
というかあれやっぱり本編に入れた方が良い話だった気がするけど叛逆は戦闘パートだけで結構一杯一杯なのでなかなか難しいのかな。今回ルナっちのアシュレイの呼び方変わってるしもしかして思い出お前……。
・レディ・キラーやプロの傭兵団に対して学生っていうとどうしても若輩感が出てしまうところを、法王本人との対談はリーダーであるルナ自身が行っていたり、クルツがちゃんと同じ立場で作戦立案に関わっていたりするのが良かった。あと一緒に行動するプロ傭兵にほぼ同い年のリアムがいるのが大きいのかも。
・罪の教団と決着をつけたい人物というのは勿論、上でも書いたけど、学生達と同年代でプロ傭兵をしている少年という立場のリアムをここでメインに出すのって凄く考えられているなー
・アインソフォール学園の子達にとってのアシュレイ保護者だなんだと言いましたが今回全く保護者じゃありませんでした!すみませんでした!
・というかルナ達がレディ・キラー所属を自分達の意思で決めて、作戦に参加すると決めた時点で完全に上司になったという感じがする(ルナっちのLSに「聖霊教会の教え」って入れるんだったら、もうちょっと先生やってたパートも見せて欲しかったがそれは思い出でわかるのかな……)
・レスカはキャストさんの演技がきっちりヒロインみたいなのが物凄く効いてるキャラだと思っていて、今の所それ含めて紫台座のキャラとして凄く好き
・そう考えるとやっぱりムルトも声付いててどういう声色だったかわかった方が絶対情報量多くて面白かったんだろうな~というのが悔やまれる……
・WoG2の教皇とアルバの聖女に関する会話の裏がわかったの大興奮だった 後何よりWoG2のライターさんが関わってるか、あの頃からずっと温められてた設定と地続きなんだとわかったことが嬉しい説もある
・今WoG2見返してたらWoG2の時点でアルバは教団信者の目を通して見ていたからアシュレイの妹の最期の声も知ってるみたいな話してたのでサーシャの所もちゃんとその設定通り
・無数の罪を背負って原罪に辿り着ける聖女と/「救済」の為に魂(アルマ)を食らえる聖女を作るために壊れない罪の器を探してるたみたいな理解してるけどアルバの方は多分その後にまだ狙いがありそう(あってくれ)
・これ前も言った気がするし改めて思ったけど教皇の救済という名の世界のおわりプランの方が好みだ アルバ君肝心なところをすぐ洗脳に頼る
畳む
#白猫
FGO奏章Ⅲの話
もうゲーム内でのプレイ期間は終わっちゃいましたが長めの感想というか感情の羅列です。
奏章Ⅲを終えてまず思ったのはこれ卒業式でバトンタッチなんだなあという気持ちでした。
最後のシーンがモロそうじゃんというのはそうなんですが、そこまでの過程で、今までプレイヤーの視点ではあったザビが完全に一個人として男女別のキャラクターとしていっぱい喋って行動して、ものすごく頼り甲斐があるOBになっていたのを見ている時点でその気持ちがすごかった。もうザビ達はプレイヤーの手を離れて1000年月の王様を頑張って次の霊長にバトンタッチしたよってことも含めてプレイヤー達からの卒業でもあったのかなと。
要は、物語の「めでたしめでたし」を先に提示された感じかも。
レコードの発売が決定していて良かった。なかったら本当に寂しくてどうにかなるところだった あとテラ2はまだですか?
でも卒業の後に完全にお別れではなく、何かしらの形(今回はザビ加入)で残るものもあるかもねって可能性提示されたのが大きいと思っていて、例えばFGOが終わった先でまた何らかの形で藤丸やマシュ達に出会うこともあるんだろうなとも思えて嬉しかったです。それこそ大半の擬似鯖の依代がもう終わった話から来ているわけですしね。今年はまほよコラボに関してもそこを強く感じました。でもまだそこに至るまでを書く気を感じられたのも同時にすごく嬉しかった。
FGO後の藤丸とマシュは二人で仲良くパン屋とかやってて欲しいな そんな甘くないか……。
あと私サモンナイト辺りからプレイヤーが選択できる男女主人公が一緒にいると興奮する性癖を患ってるので、超大興奮でおかしくなるかと思いました!!!アリガトウ!!!!
ザビザビは男女で好きなものや天敵だったかがちゃんと別のプロフィール用意されてるのもめっちゃ良いんですよね……。今回ぐだぐだなら「兄妹」って言及されたの額に飾りたいくらい嬉しかった。それ出す機会あるってことだよな!? な!!?
ザビザビ、ザビ男の方がザビ子に振り回され気味なのめちゃくちゃ最高でした。でもお互いの考えてることはわかるから、何でそういうことやってるか自体は納得できてるんでしょう?はーー最高かな。というかプレイヤーの手を離れたってことは別個体としてカップリングにしてもいい……ってことだよな!?最高かも。卒業式とか言ってたのに全部自分でぶち壊していくスタイル。
カルデアで無意味に距離近くあって欲しい~だって同一存在だから~。
このままだと開幕カップリングの話だけして終わりそうなのでちゃんと真面目な話もしますね……。
奏章Ⅲ、型月の世界観と菌糸類の「思想」の塊だったのでそれが好きな人はたまらんかったんではないでしょうか 私はまさにそうでした
強い言葉にはなりますが菌糸類の最新ストーリーに触れるたび「思想」が好きで追ってるんだなと思うことがあって、今回は特にそうだったなと思っています。読んでるだけでも「思想」すぎるので合う合わないが結構激しいと思う。
でも、あー!他作品のアレってこのことなの!?っていう要素もあってめちゃくちゃ楽しかったな。
菌糸類のストーリーってそれこそらっきょの頃から根底に浪漫と情熱や開拓して進むことを尊ぶ裏に無気力や現状維持に対する罰みたいなものが見えてる気がしていて、思想が結構熱血だなとフワフワした印象抱いてたんですが、そこの仕掛けがかなりしっかり世界観のシステムとして説明されてびっっくりしましたね!!
いや今までも抑止力の説明だとかトワイスの件とかあっただろと言われるとぐうの音も出ないのですが、あまりにもロマンチックな思想だったからまさかこんなシステム的にどうこうだとは……。
でも何かポエミーな末路だった月の珊瑚やアムネジアシンドロームの状態が今章だと端的に言って「バカになる」状態になってたのは笑いました それ言っていいんだ
あとそもそも剪定事象というのがずっと気に食わなくて、やっと「何が剪定だふざけるな」と剪定される前に言えたことが嬉しいのかもしれない。
テラのクオンタムタイムロックの時は宇宙の容量がどうとか言ってた気がするんだけど、どの基準で量って無かったことにしてるんだろうって気持ちがあったからドBBちゃん側の叫びが理解できすぎた。しかも誰よりもこの世界に人々の歴史を守りたい側だったからたまらんかったよね……そりゃ泣いてしまうわ。
でもまほよコラボ青子の言い方的にムーン・キャンサーのお陰で逸脱したヤバいものも防げてそうではあったので、そういう場合は人類の善良な部分が集合意識の力として働いた結果だったりするんだろうか。
あと自分が好きなきのこ章の特徴の一つに現地人が好きになれるかどうかってことがあるのですが、今回その現地人枠が他でもないジナコが守り続けたオールドドバイの人々なのが嬉しくてしょうがなかった。
上で書いた、ムーン・キャンサーから逃れるための無意識なのか何なのか、型月的に健全な思考って前へ進むことだと思っていて、変質してはいますがUBWでギルが憤っていたことの本質ってこれと同じだと思っています。(あと書いててここら辺の流れEXTRA無印ラスボスとしてのトワイスってオマージュだったのかもなと今更思いました。)
まあとにかく、ギルの根本的な考えからするとCCCの頃のジナコなんて淘汰されて当然で、実際カルナさんはその弱者を切り捨てるやり方が気に食わないみたいなことも言っていて私もそれに対してはそうだそうだと思っていたんですが。でもそんな思想のギルが王様としてどういう人々と都市を育てたかって結果を見せられちゃった訳で。……バビロニアの強さ見ちゃったら何も言えねえ。
だから正直あのジナコの作った都市がどういう立場になるのか怖くて怖くてしょうがなかった。今あるものの本質見てやれよってのは本当にそうなんですが、よりによって掲げてるスローガンが型月の諸々からすると危険球過ぎた。
でも結果的にジナコは自分が弱いままでも、弱い人を切り捨てなくても、後に託すことが出来る立派な都市を作り上げられてて、このやり方だって最後は良い結果に辿り着けることをきのこが描いてくれたことが本当に嬉しかったな……。
弱いって言ってもジナコはジナコで17年間彼女らしい戦いをしたんだとは思いますが、オールドドバイの人々がいた分、きっと幸せだったと思います。あのジナコがやり甲斐のある「仕事」だったって言えたのも本当に嬉しかった(LB4空岩は辞書通りの意味の苦行だと思っている)
でもやっぱりバビロニアみたいな強い都市じゃないから、マシュやパーシヴァルが訓練をしたとしても強大なプロテアに立ち向かえなかった辺りは特にバビロニアとのわかりやすい比較だなと感じました。
あと型月全体で、凛ちゃんの言う「余分」が人として大事なものとして描かれてると思っているので、オールド・ドバイはそれがいっぱいの街だったのもすごく良かった。それが最終的にムーン・キャンサーへのカウンターの一つになったのも素敵だったな……。
月の裏側のガトー・カルナさんからジナコへ、ジナコからアンソニーやムーンドバイの人々に託されていったバトンがどこかの世界の人類史を救ったと考えるとロマンがある。
あとアンソニーの話。CCCコラボ(SE.RA.PH)の中でどうしても受け入れられないことの一つとして、展開の舞台装置でしかないアーノルドがありまして。型月作品って悪いやつでも小賢しいやつでも、どうしてこうなったかに興味は湧いたのにアーノルドに対しては本当に装置としか思えなくて、それがきのこのシナリオらしくないと個人的にずっと思ってました。
アンソニー・ベックマンはアーノルド・ベックマンではないんですが、プライド高くて矮小で誰かを下に見ていないと安心できない臆病さはほぼ同じ気質だと思いました。ボロクソに言いましたが、やっとこう言えるくらいアーノルドを人間だと思えた気がします。
今回のベックマンについてはものすごく人間味があったというか、こいつにも人生があったんだなと思える人物として描かれていたように思います。やらかしのデカさがベックマン一族そのものではあるものの、自分より優秀なものが劣っているものに奉仕することを信じられないっていう感情や挫折の仕方がすごく人間味がある。
そして特別でなくても助けてくれる誰かを知ってるジナコが、アンソニーを守りぬいたのが本当に本当に嬉しかったし、ジナコならそうするってザビが何も疑わずに言い切ってたのもすごく良かった。
アンソニーが何も為せなくてもきっとジナコは何も言わないんですが、アンソニーがAIとは思えないくらい泥臭く頑張り続けてたのも本当に本当に良い。あと元凶になった元のアンソニーが産んだものがちゃんと残っていて、今のアンソニーを救ったのも。
全体的にCCCが一般人の矜持の物語だったことを思い出しましたし、印象に残る活躍したと思う鯖がバーソロミューエジソンジナコな辺りもCCCの系譜を感じます。
バーソロミューエジソンは一般人って意味じゃなくてコンプレックスがあっても矜持で最後まで戦い抜く姿勢というか。
バーソロミューほぼ主役だったなあ。
閻魔亭のフィンとか今回のバーソロミューとか、きのこがピックアップする男鯖の掘り下げすごく好きです。こいつはこんなに凄い鯖なんだぞ!って気合いを感じるのがとてもいい。
実際バーソロミューがいたお陰で助かった場面ばかりなのに、そこを本人が誇れないのがまた、「こいつ絶対にモテる!!」と思わせる。
男鯖連中が仲良かったのも好きだ……これからも仲良くあってほしい。
意外な面子のかみ合いがいいという点だとアイアイエー思い出したりもしました。
前半は後半の下地すぎて勿体無いなと思うんですが、カルナさんのカウラヴァでの顔が少し見えたのは素直に良かった!!夏のカルナさんは全体的に男友達っぽさが推されていて嬉しかったな。あと私は菌糸類が書くとにかくソリッドなカルナさんが好きです。
あとエジソンが喚んだのがテスラだったの、王道だけどしみじみ良かったな……。
エジソンだからこその縁というのが一番だけど、星の開拓者のテスラがあの場に来てくれたのすごく心強かった。
あとダヴィンチちゃん……。正味あの腕が見えた瞬間に泣いてしまった。ダヴィンチちゃんのことといいキリシュタリアのことといい今まで走ってきた全てがあってやっと辿り着けたって感じがより強くてそこも良かった奏章Ⅲ。
でもミクトランのディノスといいオールドドバイのAI達といい、極まった言わば理想を体現する人類達が善良で争いをしない人々なのってものすごい信頼だなって……。
マイクとテペウとワクチャンとチャッカリムとハサラさんとアンソニーの笑顔きっとずっと思い出すんだろうな。
それと今章後半でカルナさんとジナコが一切関わりなかった話。前半の描写はあくまでもカルデアのカルナさんとガネーシャ擬似鯖との距離感であって、月のカルナさんのジナコのものじゃないと思ってるから線引きされてるー!とこだわり感じました。
ぶっちゃけジナコが敢えて今回はガネーシャ無関係の「ジナコ」としている時点で会わせないだろうなと何となく感じてた。菌糸類ってそのままの形の再会だけはギリッギリまで避けているなと感じていて、それこそファミ通によるとほぼ最新のサムレムコラボで伊織から記憶を消したのも菌糸類側の提案だったという話だったので納得がいきました。例外ってまだ終わってない時点から来てそうなRequiemのエリち(とボイジャー)くらいじゃないかな。Requiem、続きはまだか…。
月でのジナコへのカルナさんの見送りはCCCの時点で終わっていて、今回はその結果の話なので「今のオレではない」カルナさんが言えることは多分ないのではないか恐らく。
敢えて言えばジナコ幕間で言った通り以上のことはないけどやっぱりそれは今のカルナさんのものじゃないと思うし。
今章のテーマ的にも後継への愛と信頼って不可逆で見返りがないものだと思っていて、もう受け継がせた側からのリアクションってないものなんじゃないかな(最後にアンソニーを褒めにきたのはハサラさんなのでジナコではない)
そこを徹底した結果ああなったのだと思ってます。
あと完全憶測ですが、ジナコが持ってたはずの鯖召喚権をオールドドバイのリソースとして入れていたのなら、そういう意味でもカルナさんが関わる話として扱わない方が綺麗かもしれないなあと。
あとここからは個人的希望の話になっちゃうのですが、紙マテで記述されてたLB6で村正が消える前にエクターの家を訪れていたのをAAだけが知っているってエピソードがめちゃくちゃ好きでして……ああいうのだけはあったら嬉しいな〜〜と思います。あれを本編外のプレイヤーの観測外で「あった」って事実だけ伝えてくるところ含めて菌糸類らしい描写で大好きです。
月のカルナとジナコとしてではなく、あくまでも自分とは出会わなかったオールドドバイで生きた「ジナコ」っていう一人の人間に対して。弔いじゃなく健闘を讃える意味で、それこそ観光みたいなものでただ部屋を訪ねてくれていたら嬉しいなと思います。それが、カルデアのカルナからガネーシャではなくただのジナコとしてこの地にいた誰かに対する距離感なんじゃないかなと。
そしてもしそういうことがあったとしても観測したのはジナコの部屋を修復しにきていたオールドドバイの誰かとかであって欲しい。それかCCCでの別れのシーンに則って今度はドバイの方のBBちゃんだけが観測できてるとかがいいです(面倒くさいオタク)
とにかくプレイヤーの観測外であってくれ!という難儀な性癖なので一生シュレディンガーのなんちゃらですが、でもあったらいいなと思うのは自由!!
それに比べると前半とかスキルモーションがやたらこう……凄かったなとは思うんですが、CCCやこのタイミングで来たLB4リコレの2人からすると別に見えちゃうからドバイ観光編のカルナさんやスキルでカルデアでの「ガネーシャ」とは仲良くやってますよっていうの見せてるんじゃないかなーと思ったり。
「ガネーシャのポーズ」って何だガネーシャじゃないよとか言ってごめん その区別は大事だったんだな……
だから昔言ったじゃん!カルデアではカルジナじゃなくカルガネっていう別の関係になってるって!!
実際弁えてるジナコがカルナさんの前で頑なにガネーシャとしてしか接してないのだからそこを汲み取るべきだと思ってもいて、環境も名前も違って認識できないけど何故か懐かしくて心惹かれるはベースあったとしてももう別の関係だと私は言いたい 言ってるだけで自分でも差別化できてませんが
じゃあアンキアは何なんだと言われるとキアラは良くも悪くも変わらないしその怪物をそのまま愛してやろうってのがアンデルセンなのでいつも通りアンデルセンを呼んでも良い!!!!
後リップの話とかもっと言いたいことあるんですが、既にやばいのに超取り留めなくなってしまう!私サクラシリーズだとリップが一番好きなので、CCCの台詞のオマージュっぽいのがここぞって時に出てきて号泣してしまった。何でリップが好きかって、CCCの時点で次はもっと頑張りたいって言ってたからなんです。出てくる度すごく頑張ってるし、リップがあの手と向き合ってたり、Sエレちゃんが手を褒めてくれた時それだけでもう嬉しくて。
もう結局リップの話もしてしまった。星5水着リップ流石に出してくれるよな……?
そして最後の最後少しネガティブな話になっちゃうんですがこれだけは!!!!
きのこ…テノチの個別イベントはどこへやった…?畳む
#型月
奏章Ⅲを終えてまず思ったのはこれ卒業式でバトンタッチなんだなあという気持ちでした。
最後のシーンがモロそうじゃんというのはそうなんですが、そこまでの過程で、今までプレイヤーの視点ではあったザビが完全に一個人として男女別のキャラクターとしていっぱい喋って行動して、ものすごく頼り甲斐があるOBになっていたのを見ている時点でその気持ちがすごかった。もうザビ達はプレイヤーの手を離れて1000年月の王様を頑張って次の霊長にバトンタッチしたよってことも含めてプレイヤー達からの卒業でもあったのかなと。
要は、物語の「めでたしめでたし」を先に提示された感じかも。
レコードの発売が決定していて良かった。なかったら本当に寂しくてどうにかなるところだった あとテラ2はまだですか?
でも卒業の後に完全にお別れではなく、何かしらの形(今回はザビ加入)で残るものもあるかもねって可能性提示されたのが大きいと思っていて、例えばFGOが終わった先でまた何らかの形で藤丸やマシュ達に出会うこともあるんだろうなとも思えて嬉しかったです。それこそ大半の擬似鯖の依代がもう終わった話から来ているわけですしね。今年はまほよコラボに関してもそこを強く感じました。でもまだそこに至るまでを書く気を感じられたのも同時にすごく嬉しかった。
FGO後の藤丸とマシュは二人で仲良くパン屋とかやってて欲しいな そんな甘くないか……。
あと私サモンナイト辺りからプレイヤーが選択できる男女主人公が一緒にいると興奮する性癖を患ってるので、超大興奮でおかしくなるかと思いました!!!アリガトウ!!!!
ザビザビは男女で好きなものや天敵だったかがちゃんと別のプロフィール用意されてるのもめっちゃ良いんですよね……。今回ぐだぐだなら「兄妹」って言及されたの額に飾りたいくらい嬉しかった。それ出す機会あるってことだよな!? な!!?
ザビザビ、ザビ男の方がザビ子に振り回され気味なのめちゃくちゃ最高でした。でもお互いの考えてることはわかるから、何でそういうことやってるか自体は納得できてるんでしょう?はーー最高かな。というかプレイヤーの手を離れたってことは別個体としてカップリングにしてもいい……ってことだよな!?最高かも。卒業式とか言ってたのに全部自分でぶち壊していくスタイル。
カルデアで無意味に距離近くあって欲しい~だって同一存在だから~。
このままだと開幕カップリングの話だけして終わりそうなのでちゃんと真面目な話もしますね……。
奏章Ⅲ、型月の世界観と菌糸類の「思想」の塊だったのでそれが好きな人はたまらんかったんではないでしょうか 私はまさにそうでした
強い言葉にはなりますが菌糸類の最新ストーリーに触れるたび「思想」が好きで追ってるんだなと思うことがあって、今回は特にそうだったなと思っています。読んでるだけでも「思想」すぎるので合う合わないが結構激しいと思う。
でも、あー!他作品のアレってこのことなの!?っていう要素もあってめちゃくちゃ楽しかったな。
菌糸類のストーリーってそれこそらっきょの頃から根底に浪漫と情熱や開拓して進むことを尊ぶ裏に無気力や現状維持に対する罰みたいなものが見えてる気がしていて、思想が結構熱血だなとフワフワした印象抱いてたんですが、そこの仕掛けがかなりしっかり世界観のシステムとして説明されてびっっくりしましたね!!
いや今までも抑止力の説明だとかトワイスの件とかあっただろと言われるとぐうの音も出ないのですが、あまりにもロマンチックな思想だったからまさかこんなシステム的にどうこうだとは……。
でも何かポエミーな末路だった月の珊瑚やアムネジアシンドロームの状態が今章だと端的に言って「バカになる」状態になってたのは笑いました それ言っていいんだ
あとそもそも剪定事象というのがずっと気に食わなくて、やっと「何が剪定だふざけるな」と剪定される前に言えたことが嬉しいのかもしれない。
テラのクオンタムタイムロックの時は宇宙の容量がどうとか言ってた気がするんだけど、どの基準で量って無かったことにしてるんだろうって気持ちがあったからドBBちゃん側の叫びが理解できすぎた。しかも誰よりもこの世界に人々の歴史を守りたい側だったからたまらんかったよね……そりゃ泣いてしまうわ。
でもまほよコラボ青子の言い方的にムーン・キャンサーのお陰で逸脱したヤバいものも防げてそうではあったので、そういう場合は人類の善良な部分が集合意識の力として働いた結果だったりするんだろうか。
あと自分が好きなきのこ章の特徴の一つに現地人が好きになれるかどうかってことがあるのですが、今回その現地人枠が他でもないジナコが守り続けたオールドドバイの人々なのが嬉しくてしょうがなかった。
上で書いた、ムーン・キャンサーから逃れるための無意識なのか何なのか、型月的に健全な思考って前へ進むことだと思っていて、変質してはいますがUBWでギルが憤っていたことの本質ってこれと同じだと思っています。(あと書いててここら辺の流れEXTRA無印ラスボスとしてのトワイスってオマージュだったのかもなと今更思いました。)
まあとにかく、ギルの根本的な考えからするとCCCの頃のジナコなんて淘汰されて当然で、実際カルナさんはその弱者を切り捨てるやり方が気に食わないみたいなことも言っていて私もそれに対してはそうだそうだと思っていたんですが。でもそんな思想のギルが王様としてどういう人々と都市を育てたかって結果を見せられちゃった訳で。……バビロニアの強さ見ちゃったら何も言えねえ。
だから正直あのジナコの作った都市がどういう立場になるのか怖くて怖くてしょうがなかった。今あるものの本質見てやれよってのは本当にそうなんですが、よりによって掲げてるスローガンが型月の諸々からすると危険球過ぎた。
でも結果的にジナコは自分が弱いままでも、弱い人を切り捨てなくても、後に託すことが出来る立派な都市を作り上げられてて、このやり方だって最後は良い結果に辿り着けることをきのこが描いてくれたことが本当に嬉しかったな……。
弱いって言ってもジナコはジナコで17年間彼女らしい戦いをしたんだとは思いますが、オールドドバイの人々がいた分、きっと幸せだったと思います。あのジナコがやり甲斐のある「仕事」だったって言えたのも本当に嬉しかった(LB4空岩は辞書通りの意味の苦行だと思っている)
でもやっぱりバビロニアみたいな強い都市じゃないから、マシュやパーシヴァルが訓練をしたとしても強大なプロテアに立ち向かえなかった辺りは特にバビロニアとのわかりやすい比較だなと感じました。
あと型月全体で、凛ちゃんの言う「余分」が人として大事なものとして描かれてると思っているので、オールド・ドバイはそれがいっぱいの街だったのもすごく良かった。それが最終的にムーン・キャンサーへのカウンターの一つになったのも素敵だったな……。
月の裏側のガトー・カルナさんからジナコへ、ジナコからアンソニーやムーンドバイの人々に託されていったバトンがどこかの世界の人類史を救ったと考えるとロマンがある。
あとアンソニーの話。CCCコラボ(SE.RA.PH)の中でどうしても受け入れられないことの一つとして、展開の舞台装置でしかないアーノルドがありまして。型月作品って悪いやつでも小賢しいやつでも、どうしてこうなったかに興味は湧いたのにアーノルドに対しては本当に装置としか思えなくて、それがきのこのシナリオらしくないと個人的にずっと思ってました。
アンソニー・ベックマンはアーノルド・ベックマンではないんですが、プライド高くて矮小で誰かを下に見ていないと安心できない臆病さはほぼ同じ気質だと思いました。ボロクソに言いましたが、やっとこう言えるくらいアーノルドを人間だと思えた気がします。
今回のベックマンについてはものすごく人間味があったというか、こいつにも人生があったんだなと思える人物として描かれていたように思います。やらかしのデカさがベックマン一族そのものではあるものの、自分より優秀なものが劣っているものに奉仕することを信じられないっていう感情や挫折の仕方がすごく人間味がある。
そして特別でなくても助けてくれる誰かを知ってるジナコが、アンソニーを守りぬいたのが本当に本当に嬉しかったし、ジナコならそうするってザビが何も疑わずに言い切ってたのもすごく良かった。
アンソニーが何も為せなくてもきっとジナコは何も言わないんですが、アンソニーがAIとは思えないくらい泥臭く頑張り続けてたのも本当に本当に良い。あと元凶になった元のアンソニーが産んだものがちゃんと残っていて、今のアンソニーを救ったのも。
全体的にCCCが一般人の矜持の物語だったことを思い出しましたし、印象に残る活躍したと思う鯖がバーソロミューエジソンジナコな辺りもCCCの系譜を感じます。
バーソロミューエジソンは一般人って意味じゃなくてコンプレックスがあっても矜持で最後まで戦い抜く姿勢というか。
バーソロミューほぼ主役だったなあ。
閻魔亭のフィンとか今回のバーソロミューとか、きのこがピックアップする男鯖の掘り下げすごく好きです。こいつはこんなに凄い鯖なんだぞ!って気合いを感じるのがとてもいい。
実際バーソロミューがいたお陰で助かった場面ばかりなのに、そこを本人が誇れないのがまた、「こいつ絶対にモテる!!」と思わせる。
男鯖連中が仲良かったのも好きだ……これからも仲良くあってほしい。
意外な面子のかみ合いがいいという点だとアイアイエー思い出したりもしました。
前半は後半の下地すぎて勿体無いなと思うんですが、カルナさんのカウラヴァでの顔が少し見えたのは素直に良かった!!夏のカルナさんは全体的に男友達っぽさが推されていて嬉しかったな。あと私は菌糸類が書くとにかくソリッドなカルナさんが好きです。
あとエジソンが喚んだのがテスラだったの、王道だけどしみじみ良かったな……。
エジソンだからこその縁というのが一番だけど、星の開拓者のテスラがあの場に来てくれたのすごく心強かった。
あとダヴィンチちゃん……。正味あの腕が見えた瞬間に泣いてしまった。ダヴィンチちゃんのことといいキリシュタリアのことといい今まで走ってきた全てがあってやっと辿り着けたって感じがより強くてそこも良かった奏章Ⅲ。
でもミクトランのディノスといいオールドドバイのAI達といい、極まった言わば理想を体現する人類達が善良で争いをしない人々なのってものすごい信頼だなって……。
マイクとテペウとワクチャンとチャッカリムとハサラさんとアンソニーの笑顔きっとずっと思い出すんだろうな。
それと今章後半でカルナさんとジナコが一切関わりなかった話。前半の描写はあくまでもカルデアのカルナさんとガネーシャ擬似鯖との距離感であって、月のカルナさんのジナコのものじゃないと思ってるから線引きされてるー!とこだわり感じました。
ぶっちゃけジナコが敢えて今回はガネーシャ無関係の「ジナコ」としている時点で会わせないだろうなと何となく感じてた。菌糸類ってそのままの形の再会だけはギリッギリまで避けているなと感じていて、それこそファミ通によるとほぼ最新のサムレムコラボで伊織から記憶を消したのも菌糸類側の提案だったという話だったので納得がいきました。例外ってまだ終わってない時点から来てそうなRequiemのエリち(とボイジャー)くらいじゃないかな。Requiem、続きはまだか…。
月でのジナコへのカルナさんの見送りはCCCの時点で終わっていて、今回はその結果の話なので「今のオレではない」カルナさんが言えることは多分ないのではないか恐らく。
敢えて言えばジナコ幕間で言った通り以上のことはないけどやっぱりそれは今のカルナさんのものじゃないと思うし。
今章のテーマ的にも後継への愛と信頼って不可逆で見返りがないものだと思っていて、もう受け継がせた側からのリアクションってないものなんじゃないかな(最後にアンソニーを褒めにきたのはハサラさんなのでジナコではない)
そこを徹底した結果ああなったのだと思ってます。
あと完全憶測ですが、ジナコが持ってたはずの鯖召喚権をオールドドバイのリソースとして入れていたのなら、そういう意味でもカルナさんが関わる話として扱わない方が綺麗かもしれないなあと。
あとここからは個人的希望の話になっちゃうのですが、紙マテで記述されてたLB6で村正が消える前にエクターの家を訪れていたのをAAだけが知っているってエピソードがめちゃくちゃ好きでして……ああいうのだけはあったら嬉しいな〜〜と思います。あれを本編外のプレイヤーの観測外で「あった」って事実だけ伝えてくるところ含めて菌糸類らしい描写で大好きです。
月のカルナとジナコとしてではなく、あくまでも自分とは出会わなかったオールドドバイで生きた「ジナコ」っていう一人の人間に対して。弔いじゃなく健闘を讃える意味で、それこそ観光みたいなものでただ部屋を訪ねてくれていたら嬉しいなと思います。それが、カルデアのカルナからガネーシャではなくただのジナコとしてこの地にいた誰かに対する距離感なんじゃないかなと。
そしてもしそういうことがあったとしても観測したのはジナコの部屋を修復しにきていたオールドドバイの誰かとかであって欲しい。それかCCCでの別れのシーンに則って今度はドバイの方のBBちゃんだけが観測できてるとかがいいです(面倒くさいオタク)
とにかくプレイヤーの観測外であってくれ!という難儀な性癖なので一生シュレディンガーのなんちゃらですが、でもあったらいいなと思うのは自由!!
それに比べると前半とかスキルモーションがやたらこう……凄かったなとは思うんですが、CCCやこのタイミングで来たLB4リコレの2人からすると別に見えちゃうからドバイ観光編のカルナさんやスキルでカルデアでの「ガネーシャ」とは仲良くやってますよっていうの見せてるんじゃないかなーと思ったり。
「ガネーシャのポーズ」って何だガネーシャじゃないよとか言ってごめん その区別は大事だったんだな……
だから昔言ったじゃん!カルデアではカルジナじゃなくカルガネっていう別の関係になってるって!!
実際弁えてるジナコがカルナさんの前で頑なにガネーシャとしてしか接してないのだからそこを汲み取るべきだと思ってもいて、環境も名前も違って認識できないけど何故か懐かしくて心惹かれるはベースあったとしてももう別の関係だと私は言いたい 言ってるだけで自分でも差別化できてませんが
じゃあアンキアは何なんだと言われるとキアラは良くも悪くも変わらないしその怪物をそのまま愛してやろうってのがアンデルセンなのでいつも通りアンデルセンを呼んでも良い!!!!
後リップの話とかもっと言いたいことあるんですが、既にやばいのに超取り留めなくなってしまう!私サクラシリーズだとリップが一番好きなので、CCCの台詞のオマージュっぽいのがここぞって時に出てきて号泣してしまった。何でリップが好きかって、CCCの時点で次はもっと頑張りたいって言ってたからなんです。出てくる度すごく頑張ってるし、リップがあの手と向き合ってたり、Sエレちゃんが手を褒めてくれた時それだけでもう嬉しくて。
もう結局リップの話もしてしまった。星5水着リップ流石に出してくれるよな……?
そして最後の最後少しネガティブな話になっちゃうんですがこれだけは!!!!
きのこ…テノチの個別イベントはどこへやった…?畳む
#型月
メモ
2024/11/02 Sat. 02:18
No.84
アークナイツ14章、ウィの名を持つキャラが強い……そう、ウィーディーと蓄水砲が……
というか今回のギミックが逆にウィシャデルをメタってる気がする それでも全てを破壊する強さしてるんだけど
というか今回のギミックが逆にウィシャデルをメタってる気がする それでも全てを破壊する強さしてるんだけど